プログラム×版画、その他の表現の実験をしています。

Tokyo Perspective

データを絵を描く材料として使えないかという思いから、オープンデータを使用してプログラミングで絵を描く方法を考え(Datascape)、この作品の元となるアニメーションは東京の行政区域と川の座標データを使用しました。
最終的なアウトプットとして摺った木版画でアニメーションを制作しています。版は最終的に60枚ほど彫りました。

水性木版画
Waterbase Woodblock Print
30×22.5cm

time travel

オンライン謎解きイベント『怪盗ランポ”WEBから”の挑戦状』のための制作です。
ある年からある年へとワープする版画アニメーション(gif)と
その数字にまつわる謎解きを作成しました。

making

Generate Mouse

2020年の干支であるネズミをモチーフに制作しました。
ネズミの形をコンピューターで自動生成し、彫っています。

making

Wood Carving
27.3×22cm

Anamorphosis

謎解きイベント『怪盗ランポの挑戦状〜幻の黄金仮面を探せ〜』のための制作です。
「アナモルフォーシス」と呼ばれるトリックアートを使った作品で、筒状の鏡を中心に置くと、文字が見えます。

元絵はProcessingで作成

水性木版画
Waterbase Woodblock Print
60.6×45.5cm

fusion

自分の仕事と今この時代を見つめ直す為に制作した実験制作です。
スケッチはコンピューターで作成し、版はレーザーカッターと手彫りを混ぜて制作しました。
このアニメーションは円の周りを回る円で形作られています。
私たちは人生をぐるぐると回転しながら生きているという事を表現していて、
この版画はその刹那を切り取った一場面です。

水性木版画
Waterbase Woodblock Print
40×39cm

Yurag

コンピュータのアルゴリズムによって偶然できたゆらぎの一瞬を捉えています。
偶然と必然・秩序と無秩序など相反する事柄の“間”を表現したいと思い、試行錯誤しています。
繋げることもできますが、1点だけでも成立します。

水性木版画
Waterbase Woodblock Print
30×22.5cm 4点
第26回 鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞 入選

My Program Scene Kyoto

関西に住んでいた時に、大阪から京都への通勤電車に乗りながら眺めた風景からイメージしました。
アルゴリズムで生成した絵をもとに、版画で再構築することで、全く違う絵になりました。
重ね方を試行錯誤しながら、同じ版で3パターン制作しています。

水性木版画
Waterbase Woodblock Print
30×22.5cm

illuminated vest

制作時に光った時の全体を撮影し忘れてまして、光をつけるところしかないですが、
ベストの半分だけ光る仕様にしました。